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舞台「No.9(ナンバーナイン)」を観てきました!

舞台「No.9」の公式サイト舞台「No.9-不滅の旋律-」→

先日、妻と久しぶりに東京国際フォーラムで舞台を観て来ました。今回、私たちが観に行った舞台は、元SMAPの稲垣吾郎主演、ベートーヴェンの生い立ちを史実にもとづいて、交響曲第9番が誕生するまでを描いた『No.9(ナンバーナイン)-不滅の旋律-』です。

ストーリーは「1800年代、刻々と変化する政治情勢の影響を受けつつも、音楽の都として栄えるオーストラリアのウィーン。ルートヴィヒ・ヴァン・ヴェートーベン(稲垣吾郎)は、豊かな音楽の前から不調だった聴覚の障害が深刻さを増し、身体のうちに溢れる音楽と不幸な現実の間で、その心は荒んでいる。
だが、彼の才能を深く理解するピアノ職人のナネッテ(南沢奈央)とヨハン(岡田義徳)のシュトライヒャー夫妻、ナネッテの妹で後にベートーヴェンの秘書となるマリア(剛力彩芽)、二人の弟ニコラウス(中尾暢樹)とカスパール(崎山つばさ)との交流が、徐々に彼の内面を変えていく。病に身をすり減らしながら頭の中に鳴り響く音楽をひたすら楽譜に書き留めるベートーヴェン。全身全霊をかけて取り組んだ『交響曲第9番』が、初演を迎えたその時、彼の心中に響いたものは」(ここまで)

私はこの舞台で、ベートーヴェンがドイツで生まれオーストリアで活動していたことを知り、戦争が起きてフランスに攻め込まれ、生きていくためにフランスの軍歌を作ったことも初めて知りました。そして、ベートーヴェンに才能があったのはもちろん、そのヴェートーベンの才能を見出し、彼を支えた人たちがいたおかげで誰もが知るベートーヴェンになったということがよくわかりました。

今まで大晦日によく流れていた第九はなんとなく聞き流していましたが、これからは、その背景を思い出しながら、しっかり聴くようになると思います。稲垣吾郎の演技はバラエティに出演する時とは異なり圧巻でした。

さて、今から何年か前に当社のお客様がオーストリアにあるウィーン国立歌劇場に行かれました。「すごく良かったから鈴木さんも行ったほうがいい」と言われましたが今でも行けておらず、今回の舞台『No.9』を観てぜひウィーンに行きたい!と思ったのですが、この何年かの間に一気に円安に・・・。
到底行けるような値段でがなくなってしまいました(涙)。

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