成田空港の施設見学

私が所属している建築士会という団体の成田方面の支部の方の取り計らいで、研修の一環として成田空港の施設見学ができることになり、見学をしてきました。普段の旅行では見ることや入ることができない場所まで行くことができるとのことで、とても楽しみにしていました。

まず、私たちが見学させていただいたのは、ランプセントラルタワーという管制塔。ここは離着陸をする飛行機ではなく、滑走路に待機している飛行機を管制するタワーです。コロナ禍の2020年9月に完成したばかりの管制塔で、これからどんどん活躍していくのだろうと思いました。

それから、成田空港にはLCCがあり、確か私が4～5年前に行ったときには第2ターミナルからすごく遠いところにあった記憶がありましたが、それがだいぶ近くなり、LCCを利用する人にとってはとても便利になったなぁとそんな発見もありました。

普段は絶対に入ることができない滑走路の横も案内していただき、そこで飛行機の離着率を見学させていただきましたが、間近で見る飛行機は迫力があってすごいなぁと思いました。

ほかにもいろいろ見させていただき、また、成田空港会社の方から今後についてもいろいろと説明を受けたのですが、驚いたのが成田空港はこれからも進化していくときいたことです。

羽田空港が大きな進化を果たしていますが、実は成田空港もどんどん増設をしていて、近く、B滑走路を延伸するとのこと。そのために延長線上にある東関東自動車道をいったん移設し、そのしていずれ滑走路の下を東関東自動車道が通るようにするとのことで、成田空港にはそんな計画まであるのかと驚きました。

空港は空の玄関口であり、発展していくことで地元の、ひいては国の発展にも繋がります。今回、とても勉強になったのと同時に、これからの成田空港に期待したいという気持ちになりました。

 
※成田空港の中をバスで移動中、ビジネスジェット専用のターミナルがあることを教えてもらいました。いわゆる『プライベートジェット』です。欧米の歌手や俳優さんが乗ってくるアレです。当日も1機あったのですが、誰のかはさすがに教えてもらえませんでした。そんな光景を見て、私も死ぬまでにあんな専用ターミナルを使えるようになったらなぁと、バスで移動しながら一人そんな夢を見ていました(^^)