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クワガタ

久しぶりに見るノコギリクワガタ

クワガタ

6月25日の朝、ゴミ捨てから戻った妻が「クワガタがいる! タワガタがいる! 」と騒いでいました。私の家はマンションの5階。
事務所に向かうため玄関のドアを開けて外に出ると、そこに1匹のノコギリクワガタが。

これまでも、毎年夏にコクワガタが飛来することはありましたが、ノコギリクワガタが飛来したのは初めてです。
子どもの頃、近くの森や林にカブトムシやクワガタを採りに行っていた頃を懐かしく思い出しながら、姿形のいいノコギリクワガタにひとり感動していました。

ふと、このノコギリクワガタをどうしようかと考えました。
私たちがが住んでいるマンションは、毎日清掃が入ります。おそらくノコギリクワガタをそのまま放置すると、清掃される方に捨てられてしまう可能性があります。そうなってしまってはかわいそうだと思い、ノコギリクワガタを事務所の近くのクヌギ林にでも放してあげようと思って、妻からビニール袋をもらいました。

ビニール袋に入れて車に乗って事務所に向かいながら考えていたら、子どもの頃よくカブトムシやクワガタを採に行った近くの森にクヌギの木がたくさんあったことを思い出しました。

何十年ぶりに森に行ってみると、何となく想像はつきましたが、クヌギは伐採されていてキャンプ場になっていました。以前はたくさんのクヌギの木があったのに…と残念に思いながら、辺りを見渡すと、一部残っていたので、そこにノコギリクワガタを放しました。ノコギリクワガタが元気よくクヌギの木に登っていく姿を見てとても嬉く思いました。

子どもの頃の自然は殆んど残っていませんが、それでも、ノコギリクワガタやカブトムシなどはいるので、少しでも自然は残していくことが大切なことではないかと木に登っていくノコギリクワガタを見てそう思いました。

 
さて、私の妻は東京生まれの東京育ちです。
私と違って虫が身近な存在ではなく、触ることもできなければ、近くにいるだけで大騒ぎです。そんな妻の姿を見て育った娘たちですから、同じく虫が苦手。
夏の風物詩の蛍。その昔、娘たちを連れて蛍鑑賞に行ったとき「蛍ってきれいだろう」と話すと「でも虫でしょ?気持ち悪い」と言われたことを、今でもよく覚えています(;^_^A

みなさんは夏の虫の思い出にはどんなものがありますか?

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